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卒業旅行びっくり仰天エピソードpart3

前のブログで、ネパールのローカルバスに乗ったエピソードを書きました。次に微笑みの国タイで起こったエピソードを書きたいと思います。

目次

フェリーに乗ったら

サムイ島でバカンス

卒業旅行の残り1週間ほど、南の島でゆっくりしたいと思い、バンコクから贅沢にも空路でサムイ島に向かいました。当時のサムイ島は物価が安くシャワー、トイレ付きのバンガローが1泊150円と安く、プライベートビーチ状態!南国フルーツのフレッシュジュースもとても美味しく100円程度とお値打ち価格で、日本人の学生も大勢訪れていて毎晩食事を一緒に食べに行き、毎日ビーチでゆっくりしていたため日焼けをして、タイ人より肌が黒くなりました。


サムイ島
Wikipediahttps://ja.wikipedia.org › wiki › サムイ島


卒業旅行も終盤

サムイ島は物価が安いとはいえ、もともとアルバイトで貯めた少ない資金での卒業旅行のため、サムイ島での1週間ほどの滞在で手持ちが少なくなってきました。そろそろバンコクに戻って日本への帰り支度をする必要があり、空路は無理なのでフェリーとバスでバンコクに戻ることに決めました。

フェリー乗り場で

サムイ島からタイの本土にフェリーで戻ろうとチケットを買って乗り場に行ったところ、フェリーには全然人が乗っていないのに、乗り場はごった返していました。不思議に思いましたが、あまり深く考えもせずにフェリーに乗り込んで、いざ出航となりサムイ島に別れを告げると事件が起こりました。

台風が

フェリーが大海原に出てしばらくたった時、日本人の学生を見かけたのでなぜ乗客がこんなに少ないのか聞いてみたら、今日は台風が来ているので船が沈む可能性があるとのこと。たしかに波風とも強くフェリーもかなり揺れているうえ、いかにもサメがいそうな海なので、もはやこれまでかと思いました。3時間近く波に揺られて何とかタイ本土に到着!乗客全員大拍手で泣いている人もいました。

最後に

もう30年近く前の卒業旅行なので、タイもネパールも今はすごく変わっていると思います。アラフィフになって思うことは、あの当時にあの場所に行けて本当に良かったと思います。災難ばかり書きましたが、現地の人の温かい心遣いにもたくさん触れ、貧しいながらもたくましく生きる姿勢は見習うべきだと感じました。
卒業旅行について書きましたが、今でも私の宝石のような思い出です。

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