昨日、ドジャースがヤンキースに7対6で勝利し、通算4勝1敗でワールドシリーズを制覇しました。
ドジャースの強さ
ドジャースは、先発ピッチャーが3人しかおらず、クローザーもいないので、戦前の下馬評ではヤンキースの有利とみられていました。
全員野球
投手力で劣るドジャースは、攻撃陣が奮起してヤンキースの強力投手陣から全員でつなぎ、効率的に得点を重ねました。ドジャースの投手陣も、ヤンキースの強力打線にひるまず真っ向勝負をして、点は取られても最少失点に抑えてチーム一丸となって戦いました。
大谷とジャッジ
アメリカンリーグとナショナルリーグのホームラン王の2人の対決が注目されましたが、大谷選手は第2戦で左肩を亜脱臼したため本来の打撃とは程遠くあまり活躍できませんでしたが、それでも打席に入るだけで存在感があるのでヤンキースにプレッシャーをかけたのは間違いありません。
ジャッジ選手は第3戦まで極度の不振に陥り、見るのが辛くなるぐらいの状態でしたが、第5戦ではホームランも放ち、さすがの存在感を放ちました。
MVPのフリーマン選手
フリーマン選手は足を捻挫していて万全の状態ではありませんでしたが、ブレーブスに所属していた2021年からワールドシリーズ6戦連続ホームランの新記録を樹立しました。第5戦ではホームランは出ませんでしたが、貴重な追い上げとなる2点タイムリーを打ち、チーム勝利に貢献し文句なしのMVPです。
来シーズン以降のドジャース
ワールドシリーズも含めて、けが人が続出したドジャースですが、来シーズン以降大谷選手が二刀流を復活させ、先発ピッチャーの故障者が復帰し、山本投手もプレーオフで見せた本来の投球で1年間フル回転して、さらにドジャースは補強も考えているようなので、しばらくドジャース王朝が築かれることが予想されます。
最後に
ワールドシリーズ制覇という素晴らしい結果になったドジャースですが、大谷選手とジャッジ選手がワールドシリーズで本調子でなかったため、この2人が大爆発をして、もつれにもつれるというゲームを見たいので、来シーズンのワールドシリーズでドジャースとヤンキースがベストな状態で再戦することを願っています。